敬愛人

敬愛大学で輝く「人」「学び」を紹介

CAMPUSLIFE

キャンパスライフ

アメリカ・ウィスコンシン州
海外スクーリングで見えた、
学生たちの12日間[後半]国際学部

海外スクーリング履修生

2026/03/02

アメリカ・ウィスコンシン州での海外スクーリング後半では、学生たちは自分たちの学びを発信する場や、授業の枠を越えた体験に臨みました。CUW(コンコルディア大学ウィスコンシン校)でのプレゼンテーションをはじめ、交流会でのサックス演奏、日本企業の現地工場見学など、活動の場はさらに広がっていきました。後半の記事では、そうした体験を通して学生たちが何を感じ、どのような気づきを得たのかを紹介します。

英語でのプレゼンテーション

CUW(コンコルディア大学ウィスコンシン校)で英語によるプレゼンテーションを行いました。学生たちは、日本や千葉をテーマに、自分たちで準備してきた内容を現地の学生や教員の前で発表しました。

 

2年生Iさん 準備してきたことが、反応として返ってきた

「日本のアニメ・漫画」をテーマに、鬼滅の刃を取り上げて発表しました。発表前は、クイズが盛り上がるかどうか不安もありましたが、実際に発表してみると、観客が反応してくれ、会場は盛り上がりました。自分たちで作ったスライドを見て楽しそうにしてくれる様子を見て、準備してきたことが形になったと感じました。スタートは決して順調ではありませんでしたが、最後までやり切ったことで、発表する楽しさや自信を得ることができました。

 

3年生Nさん チームで準備したからこそ得られた達成感

今回、「千葉の野球」と「日本の音楽」の2つのテーマでプレゼンテーションを行いました。「千葉の野球」では準備に苦戦し、アメリカ到着後も修正を重ねましたが、前日のリハーサルでの指摘を受けて深夜まで見直し、本番では準備してきたことを出し切ることができました。「日本の音楽」のプレゼンではリーダーを務め、チームで話し合いや練習を重ねて本番に臨み、発表後には現地の教員や学生から声をかけてもらいました。チームメンバーの一人ひとりが話し合いや練習に主体的に取り組んだ結果だと感じています。

 

4年生Tさん 初めての英語プレゼンに挑戦して

今回、初めて英語でのプレゼンテーションに挑戦しました。英語でスライドを作成することや発音の練習に苦戦し、不安や緊張を感じながら準備を進めました。「千葉のスポーツ」や「千葉の発酵と文化」をテーマに発表し、後者では試食を取り入れることで、発表内容に興味を持ってもらうことができました。前日には長時間の練習を重ね、本番では納得のいく発表ができたと感じています。不安があっても準備を重ね、挑戦し続けることで成果につながることを実感しました。英語で自分の考えを伝え、日本の文化に興味を持ってもらえたことは、大きな自信になりました。

交流会でのサックス演奏

敬愛大学の学生と2026年夏に来日を予定しているCWUの学生の交流会では、学生によるサックスやギターの演奏が披露されました。

 

3年生Nさん 限られた時間の中で挑んだ演奏

交流会にてテナーサックスを演奏する機会をいただきました。私にとって、この演奏はスクーリングの中でも特に印象に残る出来事でした。現地での演奏が決まった当初は驚きましたが、残り1週間で3曲を仕上げる必要があり、限られた時間の中で準備を進めました。曲の変更など予想外のこともあり、十分な練習時間は取れませんでしたが、本番では良い演奏をすることができました。演奏後には、友人や先生、現地の方から声をかけてもらい、挑戦して良かったと感じました。

キッコーマン工場見学

ウィスコンシン州に進出して52年を迎えるキッコーマンの工場を見学しました。2023年度の海外スクーリングに続き、今回で2度目の訪問となりました。今回の工場訪問は、千葉ウィスコンシン協会の協力により実現しました。工場では、醤油の製造工程について説明を受け、実際にいくつかの種類の醤油を味わう機会もありました。

 

1年生Oさん 世界へ広がる食文化

見学の中で特に印象に残ったのは、「うま味」についての説明です。醤油の味わいがどのように生まれるのかを知り、日本の食文化が海外でどのように受け継がれているのかを学びました。日本で生まれた企業が、海外の地で長年にわたり製品づくりを続けている姿を間近に見たことで、日本の食文化が世界へ広がっていることを改めて感じる機会となりました。

アメリカ・ウィスコンシン州での海外スクーリングでは、学生たちは授業や発表だけでなく、交流や日常のさまざまな場面を通して、多くの経験を重ねました。現地の学生との交流、日本語土曜会での活動、英語でのプレゼンテーションや演奏、企業見学など、一つひとつの体験は内容も立場も異なりますが、いずれも「人と関わること」「伝えること」を軸とした学びにつながっていました。

 

言葉や文化の違いに戸惑いながらも、相手と向き合い、工夫し、挑戦する中で、学生たちは少しずつ自分なりの手応えを感じていきました。うまくいかなかったことや緊張した場面も含めて、現地での経験そのものが、学びとして積み重なっていったことが伝わってきます。海外という特別な環境で過ごした12日間は、これからの大学での学びや、自分自身の在り方を考えるきっかけになりました。今回のスクーリングで得た経験が、今後それぞれの学生の学びや挑戦につながっていくことが期待されます。

前の記事-アメリカ・ウィスコンシン州 海外スクーリングで見えた、学生たちの12日間【前半】国際学部 国際学部の学びをみてみよう