教育ボランティアサークルIrisは、12月21日(土)に、12月企画「満天の星空を作ろう!」を参加スタッフ10名、参加児童12名で実施しました。今回の目標は、
①身近な材料でプラネタリウムを作成し、自分で作り出した星を見ることで、星について調べたり、考えたりできるようになる。
②自分で作ったプラネタリウムを見て、星に対する興味や関心を持つことができる。
③星や月の動きや星座にまつわる神話に興味を持つことができる。
④他国の文化に触れることで世界に興味を持つことができる。
の4つです。参加児童がこれらの目標を達成できるよう企画しました。
Part.1 クリスマスソングでイス取りゲーム
企画の前に、子どもたち同士がうち解けるためのアイスブレイクとして「クリスマスソングでイス取りゲーム」をして遊びました。一人ひとりがルールを守って楽しく活動しているようでした。また、子どもたちが積極的に準備や片づけをしてくれたおかげで、スムーズにゲームを進めることができました。
Part.2 プラネタリウム作り
1つ目の企画は「プラネタリウム作り」です。プラネタリウムは、紙コップに黒いガムテープを巻きつけて竹串で好きな形に穴をあけ、内側からライトを照らして作ります。子どもたちは、凝ったデザインを考えて穴をあけたりライトにカラーセロハンを巻いて色を変えて照らしたりと、工夫をしながら楽しんでいました。その姿を見てスタッフ一同は今回の企画に手ごたえを感じることができました。
Part.3 星座にまつわる神話の人形劇
星空ができたところで、星座にまつわる「ギリシャ神話」を題材に、人形劇を披露しました。神話の内容が少し難しかったものの、子どもたちは、神話の世界に入り込んで真剣に話を聞いていました。ペーパークラフトを用いて視覚的わかりやすく作ったことが功を奏したのだと思います。
Part.4 クリスマスカード作り
3つ目の企画として、クリスマスカードを作りました。クリスマスカードには、色画用紙を使って立体的なツリーを作り、シールやビーズなどで飾りつけをしました。子どもたちは自分だけのオリジナルカードを一生懸命に作成していました。中には、学校の友達に向けて作っている子どももいて、メッセージを添えた素敵なカードができあがっていました。
Part.5 クリスマスカード作り
今回の企画では、子どもたちから「プラネタリウムがきれいだった」や「クリスマスカードを作るのが楽しかった」などの感想を受けました。これらの感想や企画に取り組む子どもたちの姿から、星の動きや星座、ギリシャ神話などへの興味を惹きつけることができたのではないかと思います。また、スタッフからは「子どもたちが企画を楽しんでやっている姿が見られてよかった」や「子どもたちが活動しやすい環境を作れてよかった」というような意見が上がりました。スタッフにとっても楽しく有意義な企画となったと思います。
私は、今回の経験を通して「子どもたちが集中して説明や話を聞いてくれるように促すにはどうしたら良いか」学び取ることができたと感じています。今後もさまざまな視点から企画を考え、よりよいものを作っていきたいと思います。