敬愛大学では、学生一人ひとりが自分の進路を具体的に描けるよう、企業や自治体でのインターンシップ参加を積極的に支援しています。プログラムの締めくくりとして、受け入れ先の担当者や後輩学生の前で経験を振り返る「インターンシップ報告会」を開催しています。11月11日(火)には、経済学部・国際学部の学生74名が登壇し、それぞれの体験と学びを共有しました。
ダイハツ千葉販売株式会社での体験
Oさんは、趣味のドライブをきっかけに自動車業界へ関心を深め、自動車販売業を営むダイハツ千葉販売株式会社でのインターンシップに参加しました。大学の授業でビジネスマナーを学んできたこともあり、現場で実践したいという思いもあったといいます。
インターンシップでは、実際のお客様への営業に先輩社員とともに同行しました。商談の場面では、先輩社員が自然な雑談から話題を広げ、お客様の生活スタイルに合わせて車の提案に結びつけていく様子を間近で見る機会がありました。例えば、小さなお子さんがいるご家庭では、子育ての何気ない会話からチャイルドシートの必要性、さらにお子さんの成長を見据えた車のサイズの話へと話題が移っていったそうです。
営業には決まった正解がなく、一人ひとり異なるニーズに合わせて提案を工夫することが求められます。そのなかで、Oさんは「お客様との会話そのものが楽しい」と感じたとのことです。自身の強みとしてこの点を伸ばし、今後は営業職を志望していきたいと報告していました。
空間情報サービス株式会社での体験
Nさんは、自身の適性は「裏方として人を支える役割」にあると考え、災害対策システムの開発を手がける空間情報サービス株式会社でのインターンシップを選びました。インターンシップでは、営業部門で市役所への営業に同行したほか、システム開発部門でウェブ注文画面の作成にも携わりました。
とくにシステム開発部門では、ノーコード開発ツールを活用し、プログラミングなしでウェブ注文画面を制作。その成果を社員の方々の前でプレゼンテーションする機会も得ました。営業活動で把握した顧客の要望を踏まえ、利用者の立場に立って画面レイアウトや操作性を工夫するという一連の流れを経験したことで、Nさんは「裏方の仕事だけでなく、営業や開発など、前面に立つ仕事にも意外と楽しさを感じるかもしれない」と、自分の新たな可能性に気づいたそうです。
最後にNさんは、「あせって進路を決めるのではなく、3年生でインターンシップに参加するなどして、自分の適性と合っているか、楽しいと感じられるかをじっくりと確かめてほしい」と後輩にメッセージを送っていました。
長生村役場での体験
Kさんは、地域のため・人のために尽くす仕事に関心があり、公務員(行政職)を志望しています。行政の現場をより深く理解したいという目的から、長生村でのインターンシップに参加しました。
自己PRで「会計分野を学びたい」という思いを伝えたところ、空き時間には長生村の財務諸表を見せてもらったり、会計事務のマニュアルに触れたりする機会がありました。農業委員会の総会を傍聴した時には、農地譲渡には手続きが複雑で多くのことを学ぶ必要を感じましたが、「新しいことを知ることが楽しい」と思う自分に気付きました。
また、業務体験の一環で、海岸付近の波による浸食について住民の方から話を聞く場面もあり、そのときKさんは、地域の課題を自分事として捉え、「何とか力になりたい」と強く感じたといいます。人や地域のために取り組める仕事に就きたいという、就職活動の軸を改めて確かめる機会になりました。今後は様々な自治体の取り組みにも目を向け、知見と発想力を広げていきたいと語っていました。
敬愛大学では授業としてインターンシップを履修できる!キャリアセンターのサポートもあって安心
このように敬愛大学では、インターンシップ前の目標設定と、終了後の振り返りを重視しています。明確な目的意識をもって参加すると、多くの発見や成長につながります。また、体験を自分の言葉で整理し、人前で発表する過程で、初めて自分の強みとしてアピールできる内容へと磨かれていきます。
敬愛大学キャリアセンターは今後も、学生がインターンシップを通じて新たな可能性を見つけ、大きく成長できるよう、継続的に支援していきます。