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磁石の不思議を体験しよう!
〜遊びながら学べる磁石のひみつ〜

Iris活動中!2025 vol.05

2025/07/28

磁石ってどこか難しいイメージ… ですが、私たちの身近にある磁石には、面白く不思議な性質があります。そこで、子どもたちに磁石の不思議な性質に気づいてもらいつつ、磁石の性質を使った遊びを楽しんでほしいと思い「磁石の不思議を体験しよう!」を企画しました。今回は、「磁石」をテーマにした2つの実験を行ったので活動の様子を少しお見せします!

磁石で逆立つ!もじゃもじゃさん

1つ目は、「磁石にモールを近づけると・・・?不思議!!モールが逆立つ!」という実験です。1人1つずつガチャガチャのカプセルを用意し、カプセルに磁石を取り付けます。モールの軸である針金が磁石の引き付け合う力で逆立つようにします。これが「もじゃもじゃさん」です!

 

子どもたちの興味を引くために、実際に磁石を触ってもらい、磁石の性質について気づきを与えました。すると、子どもたちはどんな力があるのか気づくだけでなく、「なぜその力があるのかな?」という疑問が生まれ、たくさんの予想が飛び交う時間となりました。

 

完成後は、みんなの作った作品「もじゃもじゃさん」の表情や髪の毛の量の違いを楽しみました♪同じ指示でも一人一人作品に違いがあり驚くことばかりでした!

反発する力で走らせよう「磁石カー」

2つ目は、自分たちで工夫点を考えて制作した「磁石カー」です。紙コップに竹ひごとストロー、ペットボトルのキャップで作ったタイヤを取り付け、紙コップに磁石を貼り付けます。もう一つ磁石を用意し、磁石の同じ極同士を近づけると、反発の力で車が前に進むという仕組みです。

「磁石の数を増やすことでスピードが変化する」ということに子供たちが自然と気づき、さらにスピードを速くするために何度も繰り返し試している様子が見られました。

学生がヒントを出したり、教えたりせずに子供たちが自ら磁石の仕組み、特徴に気付き楽しみながら学べていました。

今回の活動を通して

企画を考えた後に試作や流れを繰り返し考えたので、子どもたちの楽しみながら学んでいる姿を見ることができて安心しました。子どもたちの笑顔を見ることができてよかったです!

今回の活動では子どもたちから「なぜ」がたくさん出てきました。その「なぜ」を全体で考え、気づきに繋げていくと私たちの想像よりもさらに深い学びにつながりました。このように制作中の児童の疑問や問いかけを通して、新たな気づきや学びにつながる場面がありました。改めて「子どもたちへの問いかけ」や「子どもたちから疑問が生まれる」ことの大切さを実感しました。今後も、遊びの中に学びがある活動を大切にしていきたいです!

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