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CAMPUSLIFE

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2019Vol.13 「2019年度水祭り~飛び込め“冷”和の夏~」

教育ボランティアサークル「Irisアイリス」

2019/09/04

教育ボランティアサークルIrisは、8月11日(日)に稲毛海浜公園・出会いの滝にて、「水祭り~飛び込め“冷”和の夏~」を実施しました。110名のスタッフで準備を進め、当日には75名の子どもが参加しました。
この「水祭り」は、Irisが主催する大型イベントであり、今回は3回目の開催となります。本イベントのねらいは次の4つです。1つ目は「子どもが身近な水に触れ、水を知り、水に親しみを持たせる」、2つ目は「子どもが外で遊ぶきっかけをつくる」、3つ目は「美浜区の魅力である海浜公園を会場とすることで、区外・県外に美浜をPRする」、4つ目は「美浜の賑わいづくり」です。以上のことを踏まえ、5つのブースに分かれて、活動しました。
ブース名とその内容は以下の通りです。

Part.1 和紙でわっしょい!

「和紙でわっしょい!」では、牛乳パックを使って和紙を作りました。当日は曇っていた時間帯もあったので、乾くまでに時間がかかってしまいました。自分の作成したものが乾いているか楽しみにしながら、何度も見にくる子どもたちの姿が見られました。

Part.2 SPLASH WORLD

「SPLASH WORLD」では、ペットボトルやストローを使って水鉄砲を作りました。ペットボトルを装飾する場面にて、子どもたちは、紙で模様をきりとって貼り付けたり、ペンで絵を描いたりして、進んで作業に取り組んでいました。

Part.3 カラフルラボ

「カラフルラボ」では、マーブリング液を使ったうちわづくりと、油と水の分離によってペンで書いたものを水に浮かんでいるように見せる実験を行いました。うちわづくりでは、マーブリング液に付けると一瞬で模様のように滲み出す現象に子どもたちは興味を持ち、集中して作業に取り組んでいる様子でした。実験では、なぜ水に絵が浮いたように見えるのかということに疑問を持ちながら、うまく浮かぶまで何度も挑戦している姿が見られました。

Part.4 わくわくシャボン研究所

「わくわくシャボン研究所」では、シャボン玉を使った実験や様々な遊びを行いました。普段子どもたちになじみ深いものを、いつもと違う方法で遊ぶことよって子どもたちは興味を持って取り組んでいるようでした。また、釣りブースとのコラボ企画として、魚の絵にシャボン玉で色をつけて遊んでみました。子どもたちは、自分の作品が他の子の作品と並んで大きな画用紙に貼られることもあり、色づかいを工夫しながらスタッフと活動を楽しんでいました。

Part.5 これでキミもおさかなマスター

「これでキミもおさかなマスター」では、クリップがついている紙で作られた魚を、割りばしに磁石のついた釣り竿で釣るというゲームをしました。魚にポイントを設けることで子どもたちは、取りづらいものにも時間をかけて挑戦していました。また、長方形のビニールプールに水をいれて、足を浸けられるところを設けました。ここでは、直接水に触れることを喜んでいる子どもたちの姿が見られました。

企画を終えて

今年は熱中症の懸念から、子どもたちに外で遊ぶことを容易に勧められない状況にありました。しかし、保護者の方のご理解もあり、当日は多くの方が参加しました。子どもたちに、水に触れる場面をたくさん設けることで、外で遊ぶことの楽しさを感じさせることができたのではないかと思います。保護者の方からは「子どもと一緒に自分も楽しむことができた」、「学生の声掛けが良かった」といった感想を受けました。この経験が、スタッフの教育力や企画力のスキルアップにつながっているのだと感じています。
「水祭り」というスタッフにとって学びになるイベントを開催できたのはひとえにご協力いただいた方々のおかげです。共催の美浜区役所様、協賛の千葉経済開発公社様、土地や備品を貸して下さった美浜公園緑地事務所様、高洲コミュニティセンター様、日頃からご支援いただいている高浜第一小学校様等にはスタッフ一同心から感謝しております。「地域活性化」という形で皆様に少しずつ恩返ししていけるよう、私たちIrisはこれからも企画・運営に精進して参ります。