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感謝の桜便り~わたしだけの桜を届けよう~

Iris活動中!2025 vol.03

2025/04/28

感謝の気持ちを伝えるのって、なかなか照れくさくて言えないですよね。でも、ちゃんと伝えればきっと相手の心に届くはず・・・。 そこで、教育ボランティアIrisは3月の企画で「感謝の桜便り~わたしだけの桜を届けよう~」をテーマに、“手作りの手紙”を子ども達といっしょに作りました。普段は恥ずかしくて伝えられない感謝の気持ちを伝える機会になればと思い企画しました。

児童の様子、感想

子ども達が企画に入り込めるように、まずは春分の日について○×問題を出しました。その中で、あえて「感謝」と「自然」の二つのキーワードに注目させました。春分の日は一般的にお彼岸のイメージが強いですが、もともとは自然に感謝する日という意味が込められています。この言葉に関連させて「感謝」を手紙、「自然」を桜で表し活動につなげました。

作品づくりの前に、机に置いてある材料や道具で遊んでしまっている子もいましたが、すぐに前を向くよう声をかけることができました。桜の作成時には、子どもたちはすぐに様々な材料や道具を使って自由な表現を楽しんでいました。自分の表現方法をじっくり考えてから作り始める子もいて、多くの個性豊かな作品を見ることができました。考えがまとまらない児童に対しては、積極的に大学生が話しかけ、どんなものを作りたいか聞いたり、ヒントを出したりして児童の作品づくりの手助けができました。手紙を書く際には、子どもたちは手紙を送る相手のことを思い浮かべながら、笑顔で楽しそうに取り組む姿が印象的でした。

今回の活動を通して

当初はうまく活動を進められるか不安でしたが、材料と道具を多く準備したことで児童の表現の幅を広げられ、児童の斬新なアイデアにも対応することができました。Irisのメンバーで事前にしっかりと準備したことで、子どもたちは自分の個性を存分に発揮できたと思います。
また、企画者として学生スタッフの会話、動きを見ていて、児童への声掛けは褒めるだけではなく疑問系などで話すことが重要だと気付きました。小さな質問をたくさん投げかけることで児童との対話が増え、その対話から新たな発見が見つかるのです。大人にとっては思いや考えをまとめることは簡単ですが、子どもにとっては慣れないことの一つです。大人がどのような手助けをするかが重要だと感じました。
今回の活動を通して、児童の視点になって考え行動することが大切であり、それが児童の学びや新たな発見にも繋がると学ぶことができました。

書いた人
書いた人

教育学部 2年 有馬 光輝 さん
Irisの活動では子どもたちと自分たち大学生も楽しくなるような企画を考え、取り組んでいます。ぜひいらしてください!