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学生執筆

「伝えられない」悔しさから、「伝える」楽しさへ―敬愛大学 English Camp

国際学部 3年 T. A. さん

2026/10/01

英語で自分の考えや気持ちを伝えようとしたとき、「言いたいことはあるのに、うまく英語で表現できない」と感じたことはありませんか。

敬愛大学では、英語を実際に使いながら、考え、伝える力を磨くEnglish Campを毎年実施しています。今年で10回目を迎えたEnglish Campが、2026年8月3日から5日までの3日間、大学を会場に行われました。自分の英語力を磨きたいという強い気持ちを持った学生が参加しています。

今回参加した学生の一人も、以前は「英語で伝えられない」ことにもどかしさを感じていたといいます。参加を重ねるなかで、その気持ちが少しずつ変わっていきました。

English Campについて詳しく見る

English Campとは

学生は習熟度別に3クラスに分けられ、3人のALTがそれぞれのクラスを担当します。授業では、例えば「Is it good to host the Olympic Games?」などのトピックが与えられ、それについて英語でディスカッションを行い、段階的に思考を深め、授業の最後にはライティング活動を通して自分の考えをまとめます。こうした一連の活動を、3日間で11回行います。

英語力だけではない、English Campの学び

このEnglish Campは、単に英語力を伸ばすための場ではありません。英語を使って自分で考え、他者と対話し、自分の考えを発信するという活動を通して、英語力の向上とともに、「社会人基礎力」に含まれる主体性、働きかけ力、課題発見力、発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力などの非認知能力の育成にもつながっています。

ARTICLE SUMMARY

この記事のポイント

  • English Campで、3日間・11回にわたり英語で考え、話し、書くことに挑戦
  • 「英語を聞き取るだけで精一杯」だった経験から、「知っている英語で伝えてみよう」へ
  • ディベートや対話を通して、自分の意見を持つこと、異なる考えに触れることの大切さを実感

国際学部3年 T. A.さんのレポート

参加した理由・参加前の気持ち

私は将来、英語教員になることを目指しており、大学入学時から自分の英語力を向上させることを目標に、英語の勉強に取り組んできました。昨年度もEnglish Campに参加しましたが、その経験を通して、自分の英語力の未熟さを強く感じました。特に、相手の英語を聞き取ることで精一杯になってしまい、自分の伝えたいことを英語でどのように表現すればよいのか分からず、もどかしい思いをしました。

 

その経験から、もっと英語力を伸ばし、英語で自分の考えを伝えられるようになりたいと思うようになりました。また、先生方からも勧めていただいたことをきっかけに、今年の2月にはフィリピン語学研修にも参加しました。フィリピンでの語学研修を通して、実際に英語を使ってコミュニケーションをする経験を重ねたことで、今回のEnglish Campでは、昨年度よりも積極的に英語を使ってみたいという気持ちを持って参加しました。

英語で「伝える」ことに挑戦した3日間

English Campでは、ライティングやスピーキング、ディベートなどを通して、自分の意見を英語で表現する練習をしました。特に、ただ英語を話すだけではなく、あるテーマについて自分の考えを持ち、それを相手に伝えることが大切だと感じました。また、賛成・反対の両方の立場から考えることで、自分とは違う意見についても考えることができました。

 

自分の考えを日本語で考えるだけでも難しい内容について、さらに英語で伝えなければならなかったため、最初は難しさを感じました。また、自分の言いたいことを英語にしようとすると、知っている単語や表現がすぐに出てこないこともありました。しかし、活動を通して、難しい表現を使おうとする必要はなく、自分が知っている英語を使って、簡潔に自分の伝えたいことを相手に伝えることが大切だと感じました。

 

English Campでは、毎時間の終わりにCEFRをもとにしたフィードバックをもらうことができます。 自分の英語力について評価してもらうことで、その時間にできたことや、これから伸ばしていきたいところを知ることができました。毎時間の評価を振り返ることで、前の時間よりもできるようになったことに気づくことができ、自分の成長を実感できました。 また、先生からのアドバイスがモチベーションアップにもつながります。

英語への気持ちが変わり、視野も広がった

私が参加前と比べて一番変わったことは、英語に対する気持ちです。昨年度は「英語ができない」という悔しさが大きかったですが、フィリピンで「英語を使う楽しさ」を知り、今年のEnglish Campでは「自分の知っている英語で伝えてみよう」と前向きに取り組めるようになりました。

 

英語以外では、自分の意見を持ち、それを相手に伝えることの大切さを学びました。特にディベート活動では、AgreeとDisagreeの両方の立場から考える必要があり、自分とは違う意見についても考えることができ、一つの物事をいろいろな角度から見ることを意識するようになりました。また、他の学生の意見を聞くことで、自分では思いつかなかった考えを知ることもできました。最初は自分から発言することに少し緊張しましたが、積極的に参加してみることで、活動をより楽しむことができました。

高校生へのメッセージ

国際学部に入学したら、英語が得意な人も苦手な人も、ぜひEnglish Campに参加してほしいです。私自身、昨年度のEnglish Campでは、英語を聞き取ることに精一杯で、自分の伝えたいことを英語で伝えられず、悔しい思いをしました。しかし、その経験がきっかけで、もっと英語を勉強したいと思い、フィリピン語学研修にも参加しました。そこで、英語を使って人とコミュニケーションをする楽しさを知ることができました。また、今年のEnglish Campを通して難しい英語を使おうとせず、自分の知っている言葉で伝えてみることが大切だと学びました。英語が得意か苦手かに関係なく、少しでも英語に興味がある人には、ぜひ挑戦してほしいです。