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OPEN CAMPUS REPORTS

オープンキャンパスレポート

学生執筆

教育学部オープンキャンパス体験授業(学生リレーレポート)Vol.3―「へこんでも立ち直る力を身につけるために!」

教育学部1年 S. W.さん 千葉県立船橋芝山高校出身

2026/07/22

2026年度第3回(2026年7月12日開催)の敬愛大学教育学部オープンキャンパスでは、土田雄一教授によるミニ体験授業「へこんでも立ち直る力を高めるには」が行われました。今回の体験授業から、子どもたちに、「失敗しても大丈夫」と思ってもらえるような環境づくりが大切だということを感じました。当日、教育学部会場の司会を務めた私がレポートします。

アイスブレイクを越えて

授業の最初には、グループに分かれて、しりとりや山手線ゲームのリズムに乗って、被らず、詰まらずに都道府県を言っていくゲームなどが行われました。最初はなぜ授業でゲームをするのだろうと思っていました。しかし、土田先生の授業では「いいね」「なるほど」「たしかに」など、相手の発言を受け止める相槌をまとめた「あいのそなたさ」と、「どんまい」の合言葉を言うというルールがあり、初対面の人たちでも自然と発言しやすい雰囲気が作られていました。また、ゲームで失敗したり、思いつかなかったりしても、周りの人が温かく受け止めてくれるので、「失敗しても大丈夫」と思える安心感がありました。

 

私は最初、このゲームは緊張をほぐすためのアイスブレイクだと思っていました。しかし、授業の後半で「失敗しないことが大切なのではなく、失敗しても立ち直る力が大切なのだ」というレジリエンスの話につながっていき、とても驚きました。ただ説明を聞くだけではなく、実際に体験したことが学びにつながったことで、内容をより深く理解することができました。また、授業の導入を工夫することで、学ぶ意欲や理解が深まることも実感しました。

「話を聞いてくれる人」がいること

模擬授業では、レジリエンスは生まれつき備わっているものではなく、経験や周りの人とのかかわりによって育てることができる力であるということを学びました。誰でも失敗したり、落ち込んだりすることはあります。しかし、大切なのは失敗しないことではなく、その経験を受け止め、前向きに立ち直る力を身につけることだという先生のお話が、とても印象に残りました。また、ストレスを感じたときには、誰かに話を聞いてもらうことや笑うこと、軽い運動をすることなど、自分に合った方法で気持ちを切り替えることが、レジリエンスを高めることにつながるということを学びました。

 

特に印象に残ったのは、「話を聞いてくれる人の存在」が、レジリエンスを育てるために大切であるということでした。悩みや不安を一人で抱え込むのではなく、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、気持ちが軽くなり、前向きな気持ちを取り戻しやすくなるということです。

 

私は教師を目指しています。子どもたちにとって、「この先生なら安心して話せる」と思ってもらえる先生になりたいと感じました。勉強を教えるだけではなく、子どもたちの気持ちに寄り添い、安心して学校生活を送れる環境をつくることが教師の大切な役割であると思いました。また、土田先生はAIの発達などによって社会が大きく変化していく時代だからこそ、知識だけではなく、困難に直面しても柔軟に考え、乗り越えていく力が必要であると話されていました。変化の大きい時代を生きていくためには、レジリエンスは子どもだけではなく、大人にとても必要な力であり、教師自身も身につけていくことが大切であると感じました。

体験から考えた、教師としての関わり方

今回の授業を通して、レジリエンスは特別な人だけが持っている能力ではなく、日々の経験や人との関わりの中で育てることができる力であるということを学びました。また、土田先生がゲームを通して、「失敗しても大丈夫」という雰囲気を実際に体験させ、その体験をレジリエンスの話につなげていくという授業の進め方が、とても印象に残りました。ただ知識を伝えるだけではなく、体験を通して学ばせることで、より理解が深まり、心にも残る授業になるのだと感じました。

 

子どもたちのレジリエンスを育てるためには、「失敗しても大丈夫」という、安心して挑戦できる環境づくりが大切であると感じました。失敗を責めるのではなく、挑戦したことや努力した過程を認め、前向きな言葉をかけることで、子どもたちは自信を持ち、失敗を恐れずに新しいことへ挑戦できるようになると思います。私も将来教師になった時に、一人ひとりが安心して挑戦できる学級づくりを心がけ、子どもたちのレジリエンスを育てられる教師を目指していきたいと考えます。

教育学部 2026年度オープンキャンパスプログラム