- 国際学部1年生の必修科目「College English I」で、英語4技能の基礎を身につける
- 授業では、英語を「知る」だけでなく、実際に「使う」ことを重視
- ペアワークやグループ活動で、仲間と協力しながら英語で伝える力を育てる
20秒でわかるこの記事のポイント
英語を学ぶうえで大切なのは、単語や文法を覚えることだけではありません。相手の話を聞き、自分の考えを伝え、仲間と協力しながら英語を使ってみること。その経験の積み重ねが、英語でコミュニケーションする自信につながっていきます。
今回は、George Stanley Whalley准教授の授業を取材しました。教室では、学生たちがペアワークやグループ活動、ホワイトボードを使ったアクティビティに取り組み、楽しみながら英語を使う姿が見られました。
英語を「知っている」から「使える」へ
「College English I」は、国際学部の1年生が英語学習の基礎を身につけるための授業です。週2回の授業を通して、読む・書く・話す・聞くという4つの力を伸ばしていきます。この授業で大切にしているのは、学んだ英語を実際に使ってみることです。英語の授業というと、教科書を読んだり、文法問題を解いたりするイメージがあるかもしれません。しかし、George先生の授業では、会話練習やペアワーク、グループ活動、発表などを通して、学生が自分の言葉で英語を使う機会が多く設けられています。
授業は、英語が得意な学生だけでなく、不安を感じている学生も参加しやすいように、分かりやすく段階的に構成されています。間違いを恐れずに英語を使ってみること。その一歩を積み重ねることで、学生たちは英語を「知っている」状態から、実際に「使える」力へとつなげていきます。
仲間と協力して取り組む「Running Dictation」
この日の授業で行われていたのは、「Running Dictation」と呼ばれるアクティビティです。学生たちはグループに分かれ、教室内に掲示された英文を読み取り、その内容を仲間に伝えます。そして、聞き取った学生が英文を書き取っていきます。一見するとゲームのような活動ですが、この中には英語の4技能がすべて含まれています。英文を読む力、内容を覚えて伝える力、仲間の英語を聞き取る力、聞いた内容を正しく書く力。学生たちは、自然に役割を分担しながら、英語を使って課題に取り組んでいました。
ホワイトボードを使った活動では、学生たちが英文を書き出し、先生と一緒に内容を確認していました。自分の答えを発表したり、友人の考えを聞いたりする中で、理解を深めていく様子が見られました。教室には、学生同士が声をかけ合いながら学ぶ、明るく前向きな雰囲気がありました。机に座って一人で問題を解くだけではなく、体を動かし、仲間と協力しながら英語を使うことで、学生たちは英語をより身近なものとして感じているようでした。
大学生活、留学、将来のキャリアにつながる英語力
この授業で育てているのは、試験のためだけの英語力ではありません。大学生活の中で英語を使う場面や海外の人と交流する場面、留学に挑戦する場面、将来の仕事で英語を使う場面など、様々な可能性につながる実践的なコミュニケーション力です。
最初は先生の指示に沿って練習するところから始まりますが、少しずつ自分で考え、自分の言葉で英語を使う活動へと進んでいきます。ペアワークやグループ活動では、相手に伝えること、相手の話を聞くこと、協力して課題を解決することも求められます。初めから英語を話すことに自信がある学生ばかりではありません。授業の中で何度も英語を使い、「伝わった」「できた」という経験を重ねることで、少しずつ自信が育っていきます。
英語を学ぶことは、単に知識を増やすことではなく、人とつながる力を育てることでもあります。George先生の「College English I」は、学生たちが英語を使う楽しさを知り、自信を持ってコミュニケーションできるようになるための第一歩となる授業です。

English Version
Learning English by Using English: Building Communication Skills in College English I
College English I is a required course for all first-year students in the Faculty of International Studies. The course helps students build a strong foundation in English by developing the four essential language skills: reading, writing, speaking, and listening.
In George Stanley Whalley’s class, students learn English in an interactive, practical, and supportive environment. Through pair work, group activities, presentations, and real-life communication tasks, they actively use English while building confidence.
One of the activities introduced in class was Running Dictation. Students worked together to read, speak, listen, and write in English. This activity allowed them to practice all four skills while collaborating with their classmates.
The class is designed to help students move step by step from guided practice to more natural and independent communication. By using English in meaningful situations, students gain confidence for university life, international communication, study abroad opportunities, and future careers.
College English I is not only about learning English knowledge. It is about experiencing the joy of communication and developing the confidence to connect with others through English.



