1年次は、国際学の基礎を身につける時期でした。入学直後に実施されたTOEICは480点で、スコアアップのために対策をしなければという気持ちはあったものの、与えられた課題をこなしたり、教職科目に加えて必修の授業を履修していくことを中心に1年が過ぎてしまいました。
2年生になり、英語力向上を目指して英米語専攻を選択しました。夏のTOEICでは590点を獲得し、110点もアップしたことに驚きました。1年間、英語に関する授業を履修していただけなのに、基礎が自然と身についていたのだと思います。英米語専攻の学修カリキュラムは、英文法などの基本的な知識だけでなく、英語の6つのスキル(Listening,Speaking,Reading,Writing,Viewing,Presenting)をバランスよく身につけることができると思います。また、総合的な英語運用能力を高める「College English」という授業は習熟度別のクラスに分かれており、自分の英語力に合わせて無理なく学べました。
英語教員を目指す学生が集まる向後先生のゼミでは、同じ夢を持つ仲間たちと切磋琢磨しました。毎回オールイングリッシュで行われ、ペアワークの手法や模擬授業(デモレッスン)などのさまざまなアクティビティを定期的に実践しました。各回ごとに全員で振り返りを行い、ゼミ生同士で互いにアドバイスをし合います。向後先生からも一人ひとりに適切なアドバイスがあるので、次回に向けた改善点を知ることができました。また、それぞれのアクティビティを実施する意図が分かったので、英語教員としての基礎力や指導法が身につきました。