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千葉市科学館~日本の科学と技術の進歩~

経済学部経営学科 粟屋ゼミ3 年生Cチーム

2022/12/23

経営学科の粟屋仁美教授の「専門演習」(3年生ゼミ)では、4年次の卒業研究につながる学修の一環として、経営学の応用理論を議論しながら学んでいます。今回は、身近な事例を基に企業経営について学ぶため、博物館等を見学し、実地調査を行いました。複数名の学生がチームとなって行った調査報告を紹介します。

はじめに

私たちは、千葉市科学館に行きました。実は…行くまで壮絶な物語があります…。まず、初めに宇宙の博物館に行こう!と決めて張り切っていた3人なのですが、当日先生から宇宙と企業との関連性を調査することを指摘されました。そして、十分な考察が難しいと考え、場所を変えることにしました…。次に決めた地下鉄博物館は、まさかの定休日でした(誰も定休日を確認していなかった…)。そこで私たちは考えました。日本の科学が見られるところ千葉駅にあるよね?そこで学んでみようか!場所や日にちを変更して、11月23日(月)に千葉市科学館にお世話になることになりました。そして、日本の技術の歴史を見るために、私たちは科学博物館を訪れました。

千葉市科学館の魅力

千葉市科学館は、フロアが7階から10階にあり、7階はプラネタリウム、8階は視聴、音、数の不思議の化学について、9階は暮らしを支える技術について、10階は宇宙と地球について学ぶことができます。各フロアは非常に広く、大人から子供まで多くの人が楽しめるようなコンテンツが用意されていました。特に良かったのは8階のエンジンのコーナーで、レシプロエンジンとロータリーエンジンの動作の違いが学べ、非常に魅力的でした。ロータリーエンジンとは、自動車メーカーのマツダが積極的に開発を進め特許を多数所有した回転型のエンジンで、現在は廃止になってしまっています。なぜ廃止になったのかなど、調べていくうちにエンジンの魅力や奥深さなどを知る良い機会になりました。

まとめ

展示物の他にも7階にはプラネタリウムがあり、そこでは千葉市内の空の星を見ることができました。私たちは事情により企業モチーフの博物館ではなく、博物館から企業との関係に繋げるという形を取りました。経営学を学んでいる私たちにとって科学は関わることが少ないものと感じていたため、今回の見学はそれに触れる良い機会であったと感じました。また、それらは企業を経営する技術や独自の製品を生み出すには、欠かせないものであるということも感じられました。